伝説の勇者の知られざる過去を暴く『ダイの大冒険-勇者アバンと獄炎の魔王-』

漫画

どうも、かげとらです。

今回はこちら

ダイの大冒険-勇者アバンと獄炎の魔王-

本ブログの最初の最初に書いたと思いますが、往年の名作『ダイの大冒険』のスピンオフ作品となります。

原作の方のレビューをリンク張っておきます。最初に書いた記事なので今以上にひどい内容になってます…

いつか書き直したい

この作品はこんな方におすすめ
 ・原作であるダイの大冒険のファンの方
 ・名作家、三条陸先生の作品が好きな方
 ・ドラゴンクエストが好きな方

それでは本編です。

あらすじ

ハドラー率いる魔王軍が世界を襲う。侵略を阻止せんとカール王国と王女フローラが立ち向かう。そこには若きアバンの姿も! もうひとつの勇者物語、いま開幕!

ダイの大冒険-勇者アバンと獄炎の魔王-第1巻 あらすじより

作品概要

本作品は、1990年代のジャンプ黄金期に人気を博した作品、『ダイの大冒険』のスピンオフ作品となります。

ダイの大冒険は2020年よりアニメのリバイバルがなされ、それに併せて様々なメディア展開したもののひとつが、このスピンオフ作品となります。

原作の主人公、ダイの勇者の先生であり、先代勇者であるアバンの過去、すなわち勇者になるまで、そして魔王ハドラーを倒すまでの物語を描いています。

作者・連載状況

本作品は、作画 芝田優作先生、原作 三条陸先生の漫画作品です。

2020年よりVジャンプで連載をスタートしており、2023年4月4日に7巻が発売されます。

掲載はVジャンプですが、ジャンプ関連漫画アプリでも、配信をされております。

メディアミックス

本作自身がメディアミックスみたいなものですので分かりにくいですが、ダイの大冒険自体は、アニメ、テレビゲーム、カードゲーム、スマホゲーム、映画、小説と様々なメディアミックスを行われております。

それも、アニメのリメイク放映されてから一気に活気づいたという印象です。

本作自身のアニメ化もファンから切望されており、原作アニメが終わったその後にそのまま始まるのではないかという説がでるほどでした。

世間の評価

賞を受賞しているという情報は見られませんでした。

作品自身の評価感想としては、こういったスピンオフって評価が分かれことが多いですが、原作のファンからも評判がすこぶる良い印象です。

感想・レビュー

よかった点・面白かった点

原作者に、三条先生が付いていることもあってか、ちゃんと原作の設定を準拠しているのがとても良いです。

ダイの大冒険で語られなかった裏設定みたいな物を、次から次へと明かしていく感じがファンとしてたまらない物になっています。

デルムリン島がなぜ魔物の島になったのか。ブラス爺ちゃんが割と強力な魔導士で、なぜ魔界の魔物を封じた魔法の筒を持っていたのか。

メドローアが産まれた経緯。ハドラーとバーンの接触。

そしてクロコダインが前ハドラー大戦から関わっていたことなど、原作では詳細に明かされていなかったことが沢山見てるのが一番の魅力かと思います。

作画の芝田先生も、全くの違和感なく特徴を掴んだ作画をしていて、とても素晴らしい作品になってると思います。

悪かった点・気になった点

個人的には悪い点、気になった点は有りませんでした。

自分自身、作画が稲田さんではないことに読む前は少し懸念を持っていましたが、読み始めたら本当に杞憂でした。

確かに絵柄は違うけど、ちゃんと各キャラクターの特徴を掴んで描かれていて、もはや全く違和感を覚えていないレベルです。

強いて気になる点を挙げるとすると、レイラのくノ一化でしょうか。

私の記憶の限りでは原作にそういった設定が一切無かったし、マァムにその要素が引き継がれていなかったので…

オリジナル要素もダメと言うわけでもないですし、原作設定を乱しているわけでもないので強いてあげるなら。と言うところでしょうか。

まとめ

いかがでしたてしょうか。

本作、ダイの大冒険ファンにはもはや必読書といっても過言ではない作品になっています。

対して、原作を知らない人にはちょっと刺さりにくいのかな。というきもします。

とはいえ、もとは原作のダイの大冒険へ繋げるためのスピンオフなので、両方に新規さんがきてくれるとうれしいですね。

それでは以上!

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